特定非営利法人ハートフレンド 子どもが主人公になる居場所づくり~人と人がつながる町づくりを目指して~

TEL:06-6719-6055

2017 てらこやフォーラム 

日 時平成29年8月26日(土) 午後1時~4時  場所:大阪市立早川福祉会館
参加者60名
第1部 基調講演
午後1時10分~午後2時   大阪教育大学 教授  新崎 国広氏
 [講演内容の要約]
1、変化している「子どもの居場所」
2000年までの「子どもの居場所」は、「居所、すわる場所」
2000年以降の「子どもの居場所」は、「身を落ち着ける場所」
2、地域のコミュニケーションが弱くなり、学校も限界。「子どもの居場所」は必要である。
地域の人も学校も元気になるには、「場のちから」が大切
インフォーマルな福祉教育実践が重要である。
3、自立と孤立は違う。自分だけではできないことは助けてもらっていい。
助けられ上手、受援力、依存力が必要である。信頼できる依存できる他者をいかに周りに知っているのか。
4、相互実践型自立・・「わがごと丸ごと地域共生本部事業」
5、ケアリング・コミュニティの実践
6、子どもの居場所=地域の人々が元気になる居場所
~自尊感情・自己有用感  必要ちされている実感、愛されている実感が大切
「人は必要とされることで必要とする」
7、子どもの居場所=ナナメの関係づくり
求められる姿勢―お節介のすすめ
WALKING
Wait 待つ  Action行動  Look 観察 Kindness親切  Icebreak 緊張ほぐす
Narraive語り「話上手  聴き上手」  Gaiety陽気さ
8、根っこワーキング 「情熱を行動に」
根っこワーキングとは、価値を共有するノットワーキング
「専門性の三要素」・・「価値・理念」「知識」「技術」 いかに専門的知識や技術が優れて専門職であっても「価値」(根っこ)が腐り果ててしまえば、やがて枯れ果ててしまう。熱い想いが人を動かす。
第2部  実践報告&意見交換会   午後2時~午後4時
進 行  新崎教授
実践報告 25分×3団体
★午後2時5分~午後2時30分  岡田氏
ボランティア団体「団地の寺子屋」の事務局担当。団塊の世代。平成26年度に団地内で開催された地域包括支援センター「認知症予防教室」が団体の設立のきっかけとなった。団地内の小学校生涯学習ルーム「傾聴教室」との協働で「団地の寺子屋」の運営が始まる。年間50日、毎週金曜日の団地の集会所で活動している。
★午後2時30分~午後2時55分  水木氏「さたけん家」
多世代の居場所「さたけん家」を千里ニュータウン(吹田市佐竹台)にて2011年より運営。親子の居場所「おひさまクラブ」、小中学生の学習支援「さたけ教室」、大人から仕事の話を聞く「JOBCAFF」、生きる力を育む「ゆめのみ教室」を開催。これからの活動が、吹田市の補助金「居場所づくり補助金」へと繋がる。
★午後2時55分~午後3時20分  徳谷  「NPO法人ハートフレンドの活動」
003年 地域に建った仮設消防署跡の活用として「桑津子どもの家」が誕生する。子ども会活動の担い手の母親15名が中心となり「ハートフレンド」を発足。「子どもが主人公になる居場所づくり」から「乳幼児親子から高齢者までが支え合える共生福祉   
の町づくり」を目指す。「地域だんらんの場づくり」に力を注ぐ。
② 参加者を交えての意見交換会

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