特定非営利法人ハートフレンド 子どもが主人公になる居場所づくり~人と人がつながる町づくりを目指して~

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2014 第2回こども防災リーダー養成講座(一泊避難所体験事業)実施報告書

(目的)
災害時にどのように動けばいいかを実際に宿泊で体験して多くの「気づき」を学び、「命を守る力」としていくことを目的とする。2回目の実施ということで、子どもの防災意識をさらに高めて定着させていく。
(事業内容)
日時平成26年10月18日(土) 午後1時~2時半  説明会&講演会
平成26年11月8日(土)9日(日)一泊二日 場所:桑津小学校多目的室
参加者 小学4年生~6年生  26名
体験プログラムの内容
時 間内 容講 師備     考
8日18:00集合:多目的室 挨拶多羅岡校長先生
小倉区長
タイムスケジュールの確認
荷物を確認
19:00夕食(非常食)区役所お湯を薪でわかす
20:00勉強会①大阪市危機管理室地震のメカニズムについて
21:00勉強会②区役所 新聞紙でスリッパを作ろう
勉強会③区役所防災ずきんを作ろう
22:00就寝ダンボールと毛布で工夫する
9日 6:00起床 朝食市販のおにぎり
7:30勉強会④消防署 身近な道具(竹馬と毛布)で担架をつくる 心臓マッサージの方法
9:00「気づき」をまとめる徳谷一人一人が発表する
10:00修了式今井教頭先生修了書を授与
                                                                                                            

薪でお湯をわかす

新聞紙スリッパ

新聞紙でスリッパをつくる

タオルを縫う

防災ずきんの完成

全員で記念撮影

寝床づくり

寝床づくり

寝床づくり

寝床づくり

竹馬と毛布で担架をつくる

一人で毛布を使って運ぶ

気づきの発表会

修了証書授与初級16名中級9名
主催:特定非営利活動法人ハートフレンド  桑津青少年指導員連絡協議会  桑津小学校はぐくみネット
後援:東住吉区役所
協力:東住吉消防署   大阪市危機管理室  桑津女性防火リーダー
子ども達の感想
非常食はみんなで分け合わないといけない。
この経験を活かして防災リーダーになりみんなを助けたい。
地震は震度7になると家が壊れる。実際に起きたら学んだことを活かして行動したい。
大きな地震がきたらぞっとする。安心してはいけない。
自分の身は自分で守り協力し合う。
地震がおきたらブレーカーを落とす。
まずは落ち着く
みんなで寝るときには、勝手にしゃべったりしない。
非常時のバックを用意しないといけない。
自分が知っていることも少しあったけれど、知らないことがたくさんあった。寝床をつくるときに友達と協力して  とても楽しかった。勉強になった。
災害時に活躍したい
新聞紙スリッパや防災ずきんはとても役に立つ。
地震は本当に怖いということをあらためて思った。
新聞紙スリッパは丈夫だ。
担架はとても役にたつ。
新聞紙スリッパを作る時に新聞紙でもこんなに役に立つことがわかった。
みんなに大事なことを学び伝えたい。
本当の災害でも役にたつようになりたい。
二日間の講座はとても楽しかったし、学ぶことがたくさんあった。
何かとても疲れたけれど、この経験を活かして本当に避難したときみんなを助けていきたい。
災害時はみんなで助け合わないといけないことがわかった。
寝床を作るのは楽しかったし、担架づくりや地震のメカニズムについては大変勉強になった。
タンスは家具を固定しておかないと危険だ。
寝るときはは背中が痛くなかったけれど、朝起きたら背中が痛かった。次はもっと工夫してみようと思う。
地震はいつ起きるかわからないので、いつも持ち出し袋を用意してラジオは絶対に入れていかないといけない。
みんなで協力することを一生懸命にした。
楽しかった。
災害は大変だ。被災地の人は本当に大変だと思った。今回の勉強はとても大きな学びになった。
災害の恐ろしさを改めて知った。もしもの時に荷物を揃えておきたい
災害時お年寄りの荷物を持ったりして助けてあげたい。
避難所の生活は大変だと思う。もっと工夫しないといけない。
考察
子ども達、ひとり一人が考えて「持ち物」を創り、プログラムの過程でも「考える」ということをしっかりと実践した。大人も共に学ぶ機会になった。
防災に対して危機感を持ち、日頃の防災対策を家族に伝えたいという意見も多く、子ども達から家族や地域の人に「防災対策をしよう」というメッセージが伝わる期待が持てた。
来年度も実施したいという声も多く、今後の活動に期待できる。
中学生になっても参加したいという声や、転校するけれど必ず参加したいという声もあった。
保護者からお礼の電話がかかった。子ども達が学んだことを家で家族に話してくれたようだ。

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